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丹空呼吸について

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健康と呼吸

呼吸はすべての生命の始まりから終わりを結ぶ、絶対的な要素であり、身体的な生命の維持だけでなく、精神を治め、心を治める養生法でもあります。

呼吸は、ただ空気を吸ったり吐いたりするだけではありません。呼吸によって、氣の流れや特定の場所にとどまることで、心と体のバランスを整える働きがあります。これは、宇宙の調和や自然の理(ことわり)に沿った、ごく自然な営みなのです。

しかし、現代になって呼吸は根本的な変化を迎えました。
食べたり飲んだりすること、すなわち摂生の変化と無分別な開発による周辺環境の変化は、自然の調和と理を破壊する結果をもたらすようになり、人の体質を変え、人性にまで影響を及ぼし、その問題点がどんどん表面化してきました。
根本的な呼吸は本来の意味を喪失したまま、単純に息を吸って吐き出す生命維持の手段に転落してしまったのが実情です。

このような根本的な変化は、呼吸を通じた体内気運の円滑な疎通を妨げ、詰まって偏って不均衝を招き、病気と心の病気を育てています。
大小の病苦患難の多くの原因がここにあるため、呼吸による根本的なアプローチが求められます。

それで私たちは
まさにこの瞬間
「自分自身の根本的な問題を解決するための最も積極的な対処方法」として既存の呼吸法とは異なる
丹空呼吸を提示することになったのです。

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丹空呼吸

人の体には、氣が流れて集まる場所があります。
これを丹田といいます。
丹田は、宇宙とつながる場所でもあり、以下の三つに分けられます。
・上丹田(頭):考えを司る
・中丹田(胸):心を司る
・下丹田(腹):行動を司る

この三つの丹田に位置する氣の円滑な流れが健康な身体と心の基盤です。

しかし、氣が溢れたり、不足して滞ったりすると、
心身のバランスが崩れ、病気や苦しみの原因になります。
そこで役立つのが「丹空呼吸」です。
丹空呼吸とは、「丹=氣の集まる場」をいったん“空(くう)”の状態にすることで、自然と氣が満ちるように導く呼吸法です。

呼吸によって氣を吸い込み、吐き出す過程の中で、三丹に位置する氣の流れを整えていきます。
氣の溢れや不足を呼吸によって調整し、身体と心に調和をもたらします。

丹空呼吸は、人事(人間に関する事柄)の流れを左右するこの3つの丹の氣を治めるための最も効果的な呼吸法です。

また、丹空呼吸で自分の体の濁った氣を浄化させ、氣の源泉である下丹田を目覚めさせて、自ら氣を治め守っていける自生力を作り、健やかで充実した人生を築く力となります。

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呼吸修行を通じて

三丹(上丹・中丹・下丹)は、気運が宿る場所であり、
そこには

「生まれ持った気運」

「両親から受け継いだ気運」

「人生の中で自ら積み上げた気運」が共存しています。

しかし、この氣運達が

偏って固まったり、

散らばったり、

あふれたり、

逆に不足したりすると、
身体的・精神的なさまざまな現象や症状を引き起こします。
これこそが、「病苦」や「患乱(心の混乱や苦しみ)」の根本的な原因となるのです。

これを解消に導くために、

私たちは丹空呼吸法を毎日30分間する事を提唱しています。

何かを継続して行うことは、修行と同じで、私たちはこれを呼吸修行と呼んでいます。

呼吸修行は、こうした気運が宿る場所を整え、より能動的・積極的に人生を切り拓き、育んでいくための実践です。

丹空呼吸は、

「空けることで満たされる」

という原理のもとに、
人生の中で蓄積された濁った気運を浄化し、
本来の気運

――「本姓の気運」を呼び起こして、

「真の私」へと近づく道を示します。

それは、自らの健康を守り、より根本的に「生きること」に向き合うための存在のあり方なのです。

毎日30分の丹空呼吸は、多くのことを変えてくれます。

人生の本質的な問い

――「私は誰か?」

という探求に光を当て、
心の混乱や苦しみに対して正しい理解を与え、
その原因を知り、対処するための具体的な方法を示してくれます。

この実践を通して、

私たちは

「聞き、受け入れ、理解し」、
やがて苦しみの原因を消し去ることができる。

そして

「進むことができる私」へと

生まれ変わることができるのです。

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